メダカの成長記録②

今回からメダカの成長を初心者の方でも分かりやすいように書いていきたいと思いますので

お付き合いくださいませ。

*上の写真は何もない卵の状態から大体3・4日経った状態です


分かりにくい画像で申し訳ないのですが 卵の中に目がハッキリと出てきていますので

順調にいけば一週間以内で孵化すると思います 


さてここからが本番です!

無事産まれるように色々とやっていこうと思います


先ず第一に考えなければいけないのが 

「水」 

そして

このころの卵で一番気をつけなければいけないのが 

「水カビ」対策です


慣れていらっしゃる方でよく使っているのが

「メチレンブルー液」 という メダカの病気を治すお薬を

水に数滴垂らして 卵を飼育するやり方です

もともと細菌を殺すお薬ですので カビが発生しなくてとても便利です

卵を輸送する際などにもとても重宝されています





ペットショップやアマゾン・楽天で買えます そんなにお高くないですし

長く使えるのでお買い得です


ただし ちょっとそこまでは面倒だな・・・ 

と思う方もいらっしゃると思いますので 簡単な方法をお教えします


それは

普通の 「水道水」です


一般家庭の水道水なら 必ず水の中に「カルキ」を含んでいますので

それだけで十分「カビ」予防に繋がります

本来はメダカの飼育で 何もしていない水道水を使うのは絶対ダメなのですが

卵に関しては これが最適なんです


ただし 「カルキ」も2・3日で抜けてしまいますので

完全に100%大丈夫とは思わないでください


でも 普通に飼育されている方は この方法で大丈夫です 全く問題ありません!


次に水の量なのですが

何でも良いので 「タッパ」や底の浅い入れ物 弁当箱でも何でもいいので

なるべく底が浅く孵化した際に スプーンですくえるような容器を用意して下さい

そしてそこに 指3本分位の水を入れて

卵を入れます

その際 卵はなるべく 一つ一つほぐしてあげて下さい

これは もし一つの卵がカビてしまった際に カビが移るのを防ぐためです

正常に育っている卵はかなり丈夫ですので 多少手で触ってほぐしても問題ありません

楊枝などでほぐしても大丈夫です

ちなみに駄目な卵は 簡単に潰れてしまいますので

選別作業としても良いかもしれません


さぁここまでくれば準備完了です

後は温度管理と お日様の当たるところに置いて様子見です


温度は大体 25度位が丁度いいかと思います

指を入れてほんの少しだけ冷たいかなと感じたくらいが 25度位です

(あくまで私の体感ですので参考までに)

低すぎても駄目ですし 暑すぎても駄目なので ちょっと面倒です

私は寒い日は 大き目の桶を用意して そこにぬるいお湯を張り

卵の入った容器を入れ「湯煎」しています

そして直射日光も避けたほうが良いかと思います

特に夏場は水温が上がりすぎるため 注意が必要です!


普通のご家庭でしたら 太陽が当たる窓側から30cm以上離れれば丁度いいかと思います

これも私の体感ですので 面倒でも温度管理はしたほうが良いと思います



と ここまで色々と書いてきましたが

メダカは卵も含め結構丈夫です!

ですので 上記の事を頭に入れつつ 力を入れすぎない程度で大丈夫と思いますので

楽しく飼育してあげましょう~


最後に 


産まれてくるメダカ達のために一つだけ用意して下さい


それは「グリーンウォーター」という水です

要は普通の水を日差しが強いところに 2・3日(場所によってはもっとかかります)

置けば出来る苔が生えたような緑の水です

*飼育水で行えば早く出来ますが 普通の水だと時間が掛かります


別に無くても立派に育ちますが

この水で育てたほうが成長が早いです また餌問題も比較的解決出来ますので

かなりお勧めです

理由に関しては次回詳しくお伝えします


と言うわけで そんなに面倒ではないのでご用意できる方はご用意して下さい


では今回はこの辺で 次回は孵化したその後をお送りいたします。








 


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