今回からやっとメダカ飼育に本格的に取り組んでいきましょう
ここまで来るのも大変そうですが
一回 一通り作業してしまうと凄く簡単なことですので
肩の力を抜いて気軽に挑戦しましょう
上の写真が生まれたてのメダカの赤ちゃんです
「針子」と呼びます
あまりに小さくて写真で撮るのも大変なので分りにくいと思いますが
本当に小さいです!!
そして この子達が泳いでいる水が 前回作りました「グリーンウォーター」になります
(*前回も言いましたが 普通の水でも大丈夫ですので「グリーンウォーター」がない方もご安心下さい)
ここからは私のやり方を書いていきます 他にもやり方は色々ありますので
参考までに見て頂ければと思います
先ず 私の場合は 産まれたら直ぐに「グリーンウォーター」に移してしまいます
やり方としましては 一回目で 少しだけ触れましたが
スプーンで一匹ずつ丁寧に 「グリーンウォーター」に移します
(コンビニなどで貰える 「レンゲ」がお勧めです)
そうです移しやすくする為に 卵を入れている水は少なくしていたんです
ここで注意ですが
「針子」は非常に繊細です!!
ちょっとした拍子に 👼 でしまう可能性もありますので
あくまで自己責任で御願いします!!
「針子」は通常 産まれてから2~3日はお腹に栄養を蓄えていますので
餌なしでも生きていけます
ですがそれ以降は一日何回も少量ずつ餌を与えないと 👼 でしまいます
ですので「グリーンウォーター」が楽なんです
では何故「グリーンウォーター」がお勧めなのか説明します
「グリーンウォーター」とは
簡単に言えば メダカ達が成長するのに欠かせない栄養いっぱいの水です
植物性のプランクトンや動物性のプランクトンがいっぱいの水ということです
ですので 例え餌を一日2回位にしても 小さなプランクトンを食べていますので
問題無いのです
しかも お腹がすいたら 勝手にプランクトンを食べてますから
成長も早いんです
と言うことで 私は「グリーンウォーター」での飼育をお勧めしています
ここでもう一つ 何故産まれて直ぐに移すかと言うと
一回目で使いました 「カルキ水」(水道水) での 卵 飼育でしたので
直ぐに「グリーンウォーター」に移しました
そうです メダカは 「カルキ水」 に弱いからです
さて 「グリーンウォーター」に移しましたら
ここから2週間は 結構気が抜けません・・・
前にも少し話しましたが ここから2週間の生存確率は全体からすると
低めですので気合が入ります!
と言っても
「餌・水・日光」 この3つを意識すれば OKです
これは大人メダカでも同じですので 飼育する際は
針子も稚魚も大人メダカも意識するようにしましょう
① 餌 に関して
基本は5分以内で食べれる量を与える
と言いましても分かりにくいですよね?
私の目安と致しましては 通常の耳かきにちょっと乗るくらいが2匹分と考えてます
(あくまで私の目安ですので参考までに)
メダカは 「胃」 が無いそうなので
いっぱい与えても蓄えられないんです ですので一回の量は少量で大丈夫です
一日に与える量は
「針子」・・・普通水の場合は1日3~5回
「グリーンウォーター」飼育の場合は1日2~3回 です
2週間過ぎた稚魚の場合も同じくらいで大丈夫です
大人メダカ・・・こちらは「グリーンウォーター」でも「普通水」でも
一日2~3回で大丈夫です
ただし 冬場や寒い環境は 行動が著しく落ちますので
一日 1回程度で問題ありません
*「針子」や稚魚は 寒い環境下はお勧めしません!
寒い環境下では「ヒーター」を入れるなどの対策を!!
*時間に余裕がある方や 本格的に飼育している方は
一日少量を5回位与えるのも良いと思われます
成長も早いですし 産卵時には 卵をどんどん産んでくれます
まとめると
・餌は極々少量を何回にも分けて与えるのが好ましい(余裕があれば)
・餌の与えすぎは水質悪化の元ですので注意を!
・冬場や寒い環境では餌の量を調整する
② 水に関して
水は前回も書きましたが
水道水を直接使うのは NG です!
必ず カルキ抜き材を使うか 外で2~3日放置した水を使いましょう
勿論 「グリーンウォーター」でも大丈夫です
魚に取って水は 人間の空気と同じくらい重要になりますので
常に綺麗に管理してあげましょう
日頃から 食べ残しは取って捨ててあげたり
フンなどが目に見えてあるようなら スポイトで取ってあげるなどしましょう
水替えに関しては
一週間に一回くらいはとよく言いますが
正直 そんな頻度で替えてられません・・・
ですので 私の場合は 日々の汚れに気をつけて
2週間に一回位 水槽の 1/3 くらい水替えしています
清掃する際には水槽の下の方から汚い水を吸い上げて 汚い水を捨てていきます
(吸い上げは100円ショップにある ポンプ でも問題ないです)
汚い水を捨てましたら バケツなどで徐々に少しずつ
メダカを刺激しないように新しい水を入れてあげて下さい
(水は例の カルキ抜き水です)
水替えにおける注意は
・メダカ達になるべくストレスを与えないで水替えをする
・水を綺麗に保ってくれる微生物達を なるべく捨てないように水替えする
(捨てないために 一回の水替えは少量で行います)
と言うことで 多少面倒でも水替えは大事なので行いましょう
ただ そんなに汚れていないなら 様子を見てからでも大丈夫かと思います
が!!
ここでも注意が一つあります!!
それは水槽が綺麗でも アンモニアや微生物が発生しすぎて
水質が悪化している可能性もあるということです
注意して見なければいけないのが
メダカの動き
例えば 水面で口をずっとパクパクしてる
水槽内を泳ぎ回って落ち着かない などなど
普段と違う動きをしたら 水質悪化 又は病気を疑ってください
そして 目に見える範囲で 白いクネクネした小さな生き物が
水槽内で増えたり 小さな小さな生き物が浮遊したりしている場合も
注意が必要です
少しだけの範囲でしたら 全く問題が無いのですが増えすぎているのは問題ですので
水替えをしたほうが良いです
それらは 白い糸ミミズだったり ミジンコだったりと
普段はメダカの餌になるような生き物ですので
増えすぎることは無いんです
しかし 水質悪化などにより
これらの生き物の餌が急激に増えると 大繁殖してしまうので
これらの状況が当てはまるなら 綺麗に見えても水替えをしましょう
③ 日光に関して
人間や植物もそうですが 日光はとても大事です
特にメダカ達は 日差しを浴びると 元気で健康な病気になりにくい
丈夫な子に育ってくれます
また 産卵する際も大変重要な役割があると言われていますので
なるべく日光を浴びさせてあげましょう
メダカは外で飼うのが理想とされていますが
お部屋の中でも十分飼育出来ます
その際はなるべく窓際に水槽を置いてあげてください
(前にも言いましたが 高温だけは注意してください!!)
そして外で飼育するなら
水草を入れてあげて下さい 直射日光を避けれるためと
メダカ達の隠れ蓑にもなるためです
今回は以上となりますが
お分かりいただけたでしょうか?
長々と説明してきましたが
「餌・水・日光」
この三つを心の片隅に考えて頂ければ大丈夫です
何回も言いますが メダカは結構丈夫です
作業にならないように楽しく飼育してあげましょうね
ではまた 次回更新をお楽しみに
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